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ThreePEACE

SHIOMI MUKAI

インタビュー

Qヘアメイクを目指そうと思ったきっかけは?

 実は、資生堂に入社するまで〝ヘアメイク〟という仕事は知らなかったに等しいんです。僕が高校生の頃って、今ほどインターネットも定着していなかったので、〝ヘアメイク〟っていう仕事はあるのだろうけど、それがどんな職業なのかはきちんと理解できていませんでした。だから最初は美容師を志したのがはじまりです。そのきっかけも僕の母親が美容師だからという、すごくシンプルな理由(笑)。ただ、何か手に職をつけたいなっていうのは高校生の時からありました。自分の中にざっくりとした選択肢があって、料理人と歯科技工士と、美容師。どれも親戚にその職業の人がいるっていうだけなんですけど(笑)。で、僕は偏食なので料理人は難しいなと。歯科技工士は叔父が働いているところを見学させてもらったんですけど、美容師の方が華やかな気がして…(笑)。それで資生堂の美容学校を受験して、無事に入学。卒業後もご縁があって、資生堂に入社し、資生堂の美容室で7年間美容師をしていました。その後ヘアメイクの部署に異動になって今に至ります。

 

Qどんな経緯でヘアメイクになりましたか?

 資生堂に入ったら美容師として頑張る!と思って入社したんですけど、ヘアメイクの部署に異動したあとに先輩たちのやっていることを見ていたら、TVで流れている資生堂のCMっていうのは、この人たちがやってるんだ…ってわかるようになって(笑)。それで、それまでは美容師一辺倒だったんですけど、「ヘアメイクっていう仕事もいいかな」って思うように。その後はその流れに乗ってきたというのが正直なところですね。ただ、最初からメイクとヘアを両方やっていたわけではなくて。日本ってメイクとヘアの両方を一人の人がやるのが当たり前だったりしますけど、海外だとそうでもないんです。メイクはメイクの人、ヘアはヘアの人ってきっちりと別れていて。資生堂もそうで、しかも〝男性はヘア〟、〝女性はメイク〟っていうなんとなくの流れがあったんです。当時は男性でメイクを担当するというのはほとんどなかった。それで僕も最初の7年間は、主にヘアをさせてもらっていました。でもあるとき、メイク担当の先輩の〝副担当〟というのをやらせてもらうことがあって。それがすごく楽しくて!そのときに「メイクのほうが全然楽しいな」って(笑)。有り難いことにその先輩はその後もチャンスをくださって、僕にメイクを任せてくださる機会をくださったんですよね。しかも褒めて伸ばしてくださる先輩だったので、さらに楽しさとかやりがいを覚えて。それで上司に「将来的にはメイクもやりたい」と伝えて、徐々にヘアだけでなくメイクもやるようになったというわけです。

 

Q Three PEACEに所属。今後はどんなお仕事をしたいですか?

 資生堂という枠を超えて、Three PEACEに所属させてもらうことで、人を綺麗にさせるための表現の幅がぐんと広がると思っています。だから、それを最大限に活かせたらなと。僕はベーシックなメイクの中にほんのちょっとのスパイスを効かせて、オシャレさや色っぽさを出すのが好きなので、そんなメイクを発信していきたいです。あとは、僕自身が男性なので〝男性目線〟の好感度メイクっていうのも大事にしていきたいですね。資生堂で培ったもので言えば、〝どうしてこういうメイクがいいのか〟とか、〝こういう風に見せるためにはこういうメイクテクニックやアイテムを使うのが効果的〟というように、メイクをロジカルに考えることも得意なので、それも活かせたらなと思います。