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ThreePEACE

Hikaru Nadia

インタビュー

ヘアメイクを志したきっかけを教えて下さい。

 

地元、岐阜の高校を卒業してから不動産業界で事務をしていたのですが、働き始めて1年半ほど経った20歳の冬に人生について考えました。とくに目標があるわけでもなく、会社と家を往復するだけの毎日に気分がどんどん落ちこんでしまって。そういう自分も好きになれなくて、なんだか焦る気持ちばかりが大きくなってしまったんです。そこで初めて「自分は本当は何が好きなんだろう? 本当は何がしたかったんだろう 」と考えました。その時頭に最初に浮かんだのが、〝ヘアメイクアップアーティスト〟でした。

 小中学校の頃の私は、教科書に載っている人物の挿絵や写真に色鉛筆やペンでお化粧をほどこすように色を塗るのが好きでした。男性の挿絵にも可愛くアイラインを入れて、髪型も変えて女性のようにしたり。

 もっと小さな頃は、母のお化粧品を勝手に触ってよく叱られる子供でした。鮮明に覚えているのは、小学校3年生の頃に母に「お母さんは夕方のほうがきれいだよ」と言ったこと。母は朝、顔にしっかりとファンデーションを塗ってから出かけていたのですが、夕方に帰宅するときには、ファンデーションが皮脂となじんで、しっとりとしていて…、それが幼い私の目には美しく見えたのだと思います。このエピソードたちは私がヘアメイクを志すきっかけとなった出来事の一つです。

 

ヘアメイクになろうとしてからはどういう手順を踏みましたか?

 

ヘアメイクアップアーティストになりたいと思ってからは、とにかく色々と調べました! 元々美容雑誌は大好きで読んでいましたが、クレジットまでしっかりとチェックするように。そうして気づいたのは、目に留まるページはThreePEACEに所属している方々が手掛けた企画ばかりだということ。決めたらすぐ行動に移したいタイプなので、すぐにでもThreePEACEに所属しているヘアメイクさんのアシスタントになりたかったのですが、そのときの私は自信もなく、美容の仕事をしたことも美容師免許もない状態。そんな私が採用してもらえるはずがない…と思い、まずは美容の資格を取ることにしました。最初は、とにかく早くヘアメイクアップアーティストになりたかったので、美容師免許をとらずにヘアメイクだけを学ぶスクールに入るつもりで、入学金の手付金まで払っていました。でも、途中で美容師免許がないと将来的に自分の足かせになる気がしたので、時間はかかっても確実にステップを踏んで行こうと思い直しました。それで美容師アシスタントとして働きながら、通信制の学校に通うことにしたんです。

 こうして夢に向かって一歩踏み出したものの、美容師免許のない私は、アシスタントのアシスタントという立場。最初は床はきからはじまりました。シャンプーをさせてもらうまでに3カ月。順調にステップアップはできていましたが、朝の練習、夜の練習と長時間の営業で体力的には厳しい毎日。正直、挫けそうな時もありました。そんなときは、日記に人生計画表を書いて、わくわくした気持ちを忘れないように務めました。●歳で美容師免許をとって、●歳で資生堂のSABFA(KUBOKI氏も卒業した資生堂のヘア&メイクアップアーティストを育成するスクール)へ行って、●歳でThreePEACEに入る! くじけそうなときも、そうやってヘアメイクアップアーティストとして活躍している自分を思い描き続けたから、乗り越えられたと自負しています。

 美容室は2店舗経験し、5年間働きました。その後ブライダル業界でヘアメイクとして半年間仕事をして、25歳で資生堂のSABFAを卒業。そして今、Three PEACEにいます。

 

どんなヘアメイクアップアーティストになりたいですか?

 

いい女っぽくて、でも上品で…っというようなヘアメイクを発信していきたいです。また、その方が一番きれいになれるポイントを見つけられるヘアメイクアップアーティストになりたいです。そのためには、メイクをさせてもらう人の立場になって考えることが大切だと思っています。メイクをする人の顔は私自身の顔!ヘアメイク前のマッサージからそう思いながらやらせて頂いています。ヘアメイクのアシスタントとして現場に連れて行っていただいて、有名になっていく方は気遣いから本当にすべてのことが完璧なんだなって、いつも思います。私も技術はもちろんのこと、そういう風に細やかなところまで繊細に気が配れる人になりたいです。

そして、経験を丁寧に積み重ねて、5年前より、10年前より自分に自信を持てる人、たくさんの方を笑顔にできるヘアメイクアップアーティストになりたいです。